
秋の澄んだ空気の中、富士五湖を巡るソロサイクリングに出かけてきました。
朝の空気はひんやりとしていて、ペダルを踏み始めると頬に冷たさを感じます。けれど、走っているうちに体が温まり、澄み切った空気が肺に入るたび、気持ちまで少しずつ目覚めていくようでした。
今回の目的は、富士五湖の景色を楽しみながら走ること。そして、金運上昇で知られる新屋山神社本宮に参拝し、山梨名物のほうとうを食べることです。
結果は、大きなトラブルもなく113㎞を走ることができました。

富士五湖を巡り、最後に本栖湖では湖畔を一周しました。湖ごとに変わる景色を眺めながらペダルを踏み続け、秋の富士山を満喫した一日になりました。
今回のサイクリング記録
- 距離:113.13km
- 獲得標高:697m
- 移動時間:5時間9分43秒
- 平均速度:21.9km/h
- 最高標高:997m
100kmを超えるサイクリングは、自分にとって久しぶりの記録です。走り始める前は、最後まで走り切れるか少し不安もありました。
それでも、無理にペースを上げず、景色を楽しみながら走ったことで、脚に大きな負担を感じることなく進めました。長い距離を走っていると、疲れを感じる瞬間もありますが、目の前に富士山や湖の景色が現れると、不思議ともう少し走ってみようという気持ちになります。
秋の澄んだ空気と、富士五湖越しの富士山
今回、最も印象に残ったのは景色です。
秋の澄んだ空気の中、湖越しに見える富士山は、輪郭がくっきりとしていて、山肌の様子も良く見えてとてもきれいでした。青空の下にそびえる山頂を眺めていると、何度見ても足を止めたくなります。
自転車で走っていると、車のように景色が一瞬で通り過ぎることがありません。湖の水面が見え始めると、少しずつ富士山の姿が現れ、走る方向や場所によって見え方が変わっていきます。
風が弱い場所では、湖面が鏡のように静かで、富士山の姿が水面に映っていました。反対に、湖畔の開けた場所では風を正面から受け、ペダルを踏む脚に少し力が必要になります。それでも、冷たい風を受けながら走る感覚は心地よく、秋の中を走っていることを実感できました。

自転車で走りながら眺める富士山は、車で訪れたときとはまた違った魅力があります。自分の力で少しずつ距離を進み、疲れたときに立ち止まって景色を眺める。その時間も含めて、富士五湖を走る楽しさだと感じました。
富士五湖を巡り
今回のライドでは、富士五湖を巡り、ぐるっと一周しました。
湖畔の道を走っていると、タイヤが路面を転がる音と、風が木々を揺らす音が耳に入ってきます。車の音が少ない場所では、ペダルを踏むリズムまで意識できるほど静かでした。
上り坂では呼吸が少しずつ荒くなり、脚にも重さを感じます。それでも湖が見えると、疲れが一気に軽くなるようでした。下り坂では風を切りながら速度が上がり、最高速度は78.9km/hと記録されましたが50マイルと50㎞の間違いかと思われます。そこまでスピードを出さなくても長い下りを走る爽快感は格別です。
湖ごとの景色を楽しみながら走り、富士山を眺める。距離を伸ばすだけではなく、その場所ならではの風景を味わえたことが、今回のサイクリングの魅力でした。

新屋山神社本宮に参拝
サイクリングの途中で、新屋山神社本宮にも立ち寄りました。
金運上昇で知られる神社です。
それまで自転車で走り続けていたため、境内に入ると空気が少し変わったように感じました。木々に囲まれた境内は静かで、さっきまで聞こえていたタイヤの音や風を切る音が遠ざかっていきます。
参拝をしながら、ここまで無事に走ってこられたことにも感謝しました。長距離のサイクリングでは、体力だけでなく、天候や道路状況にも左右されます。こうして立ち止まり、気持ちを落ち着ける時間を持てたことは、今回のサイクリングの中でも印象に残っています。

景色を楽しむサイクリングに神社参拝という目的も加わり、いつもとは少し違うサイクリングになりました。
これからの仕事や趣味、そして新しい挑戦に向けて、気持ちを新たにする機会にもなりました。
昼食は「ほうとう蔵 歩成 河口湖店」
お昼は、ほうとう蔵 歩成 河口湖店へ。
店に入ったときには、長い距離を走ってきた体に空腹を感じていました。開店20分前に着きましたがすでに23番目です。待っている間に少しウトウトとしてしまいました。

運ばれてきた、ほうとうからは湯気が立ち上り、味噌の香りが広がっていました。熱々の麺と野菜を口にすると、やはりほっとする。
自転車で走ったあとの楽しみは、やはり食事です。走っている最中は景色に夢中になっていましたが、ひと息ついてから味わうほうとうは格別でした。サイクリングで失った塩分とエネルギーをしっかり補給しました。
山梨名物のほうとうを味わい、サイクリングと参拝、グルメを組み合わせた一日を楽しみました。
113kmを走ってみて

今回の走行距離は113.13km。
走り始めた頃はまだ余裕があり、景色を眺めながら軽快に進めました。距離が伸びるにつれて脚に疲れがたまり、終盤にはペダルを踏む動作を一つひとつ意識する場面もありました。幹線道路では幅員が狭い所があり大型トラックがすぐ脇を通りぬける度に緊張します。
それでも、湖畔を走るたびに現れる景色や、遠くに見える富士山に励まされ、最後まで走り切ることができました。ゴールしたときには疲労感がありましたが、それ以上に「113kmを走り切った」という達成感がありました。
体力的にはちょうどよく、無理なく走り切れたことも収穫です。
何より、秋の澄んだ空気の中で、富士五湖越しに見える富士山を楽しめたことが印象に残りました。冷たい風を受けながら走ったこと、坂道で息を切らしたこと、下り坂で一気に速度が上がったこと。そして、疲れた体で食べた熱々のほうとうの味。どれも今回のライドを構成する大切な思い出です。
ソロサイクリングは、自分のペースで走り、好きな場所に立ち寄れるのが魅力です。
景色が気になれば、すぐに自転車を止めて眺めることができます。疲れたときには無理をせず休み、もう少し走りたいと思えば、そのまま先へ進めます。誰かに合わせる必要がないからこそ、その日の体調や気分に合わせてサイクリングを楽しめました。
富士五湖の景色、新屋山神社への参拝、そしてほうとう。走ることだけにとどまらない、充実した一日になりました。
これからも、無理をせず、自分のペースでサイクリングを楽しんでいきたいと思います。
今回の記録
- 距離:113.13km
- 獲得標高:697m
- 移動時間:5時間9分43秒
- 一番印象に残ったこと:秋の澄んだ空気の中で見た、富士五湖越しの富士山
- 体力面:ちょうどよかった

