
なぜトヨタ産業技術記念館へ
トヨタ産業技術記念館には約10年ぶり2回目の訪問です。前回のことは、ほとんど覚えていない中で、最近、自分のクルマを触るようになる中で改めて訪問したいと思っていました。今回、名古屋で用ができたので、その前に行ってみることにしました。
場所は、名鉄で新名古屋駅から一駅で、徒歩でも行けないことはない距離にあります。

トヨタの原点は自動車ではない
ご存じの方も多いと思いますが、トヨタはグループ全体で、世界一位の自動車販売台数を誇る自動車メーカーですが、最初はグループの創始者である豊田佐吉が機織り機の開発からスタートし、その息子の豊田喜一郎が豊田自動車を創業しました。
訪問して気づいたことは、豊田佐吉は、自動機織り機を製造した、つまり、モノを作る機械を作ったことに対して、豊田喜一郎は、クルマの製造、モノ、そのものを作ったという違いでした。

一番衝撃を受けたのは「自動溶接組付け装置」
様々な展示がありますが、プレス機等、動態展示をしているものもありますので、動くところを見れる、とても理解しやすい、感じやすいと思います。そして今回自分が一番衝撃を受けたのは、自動溶接組付け装置です。数世代の装置が展示されていますが、新型の動きの機敏さとここまでやるのかと、衝撃を受けました。スタッフの方のお話では、展示用に負荷を軽減するよう速度は抑えているということでしたが、十分に早かったです。そして、その装置にはKawasakiの文字が。これまでKawasakiとは連携して装置を開発しているとのことでした。
クルマの展示
古いクルマから新しいFCVまでの展示があり、技術の変化を感じました。また、トヨタは安全装置については、常に取り組んでいることが分かりました。
2000GT EVの展示があり、当時の側(ボディ)と、新しい中身(駆動系)と組み合わせていて、実際に走行が可能だということでした。

一番心に残ったのは豊田喜一郎の姿勢
今回、一番心に残ったのは、自動車製造を始めた豊田喜一郎のクルマ作りの姿勢でした。お客さんから故障の連絡があれば自ら現地に赴き原因調査を行い、クルマ作りに生かしていく。その積み重ねが現在にトヨタに繋がっているだと思いました。
日々の改善と継続
世界一の販売台数を誇るトヨタですが、一朝一夕でなったわけでも、漫然と長い時間やってきたわけでもなく、日々の改善を継続して、現在の位置があるということを感じることが出来ました。この記念館自体、展示の内容を見直して更新しているとのことでした。

